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登校刺激という教育方針に落胆した私。

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長男は現在、中学3年生です。入学して1か月程過ぎた頃から、「学校へ行きたくない。」と言い始め、登校を渋り、遅刻が続き、時々欠席もするようになりました。

学校へ行きたくない理由は、「英語がイヤ」「数学がイヤ」「クラスに悪口を言う子がいる」など、はっきりした理由はわかりませんが、もともと勉強は苦手ですし、中学校の生活が馴染めない様子は伝わってきました。

長男の登校渋りは中学校になった今回が初めてでした。
私にとっても中学生の母親になることは初めてで、中学校の生活や規則、勉強の量など、わからないことだらけで、不安な中での、長男の「学校へ行きたくない」の言葉は衝撃でした。
振り返ってみると、小学校卒業して中学校に入る前の3月の春休みから昼夜逆転傾向の生活が始まっていたので、予兆はあったのだと思います。

子どもが学校へ行かない、もしくは遅刻するとなると、家に誰かいて子どもの送迎や昼食などの世話をする必要があります。当時、私はフルタイム勤務をしており、子どもの登校と同時に出勤していました。それができないのです。
しかも毎朝、長男の様子や登校意思を確認して中学校の担任へ電話連絡する必要がありました。朝にならないと自分の出勤時間も一日の予定も立ちません。毎朝、学校へ電話をして、職場へ調整の電話をかけ、欠席で家にいる場合は祖母に来てもらって食事などの世話をお願いしてと調整だらけでした。ようやく出勤して、上司や職場の仲間に謝罪して、走り回るように働いていました。

中学校の担任が家庭訪問に来て「学校へ行こう」と迎えに来てくれますが、長男は嫌がります。何度も家庭訪問に来てくれましたが、「学校へ行こう」という趣旨の話ばかり。時には「定期テストを受けないと記録に残ってしまう。進路の汚点になる。」と本人や親を追い詰めるような言い方もされて、私は混乱して「テストだけでも受けに行こう。」と学生服を持って本人のところへ行ったら、本人が逃げて部屋に閉じ籠ってしまったこともありました。その後、長男はその担任に会わなくなりました。

毎朝中学校へ電話連絡することもつらかったですし、予定通りに出勤もできず仕事も進まず、職場に迷惑をかけていることもつらかったです。
不登校になったら進路や将来はどうなるのか?不安で、自分の育て方が悪かったのではないかと自己否定して、何とか長男を登校させなければと必死で、長男に否定的な言葉、時には罵声も浴びせたこともありました。あの時の私は不安で、必死で、追い詰められた気持ちでした。
長男本人が一番苦しみ、悩み、不安な気持ちでいることに考えが及ばないくらい、私は追い詰められていました。

しかし、私にとって一番つらかった事は、
学校側から「無理やりでもいいから本人を車に乗せて学校へ連れて来てください。あとは学校が何とかしますから。」と言われたことです。
「登校刺激」と呼ぶそうです。
長男は学校へ来てしまえば、教室で楽しそうに過ごしている。だから何とかして学校へ連れて来て!というのが学校の考えのようです。実際、それで登校ができるようになった過去の事例もあるそうです。

私はその言葉を聞いて、とても落胆しました。
乳幼児の慣らし保育ではありません。12歳の男子。体も大きい。力もある。話し合いをすれば物事の判断もつく年齢です。
彼の「行きたくない」という意思を一番の理解者である母親に否定され、無理やり車に押し込められて学校に連れて行かれたら、本人はどう思うでしょうか。
その後の彼の母親に対する感情はどうなるのでしょうか。
母子関係はどうなるのでしょうか。

もちろん、私は断りました。
そこまでして学校へ行かせようとは思わない。
そんな思いまでして学校へ行かなくてもいい。と、そこで私は腹をくくりました。

学校を批判しているわけではありません。教育方針が合わないと感じただけです。
学校のシステムや方針がうちの子や私と合わなかっただけです。
合わないなら、合うところを探せばいいのです。それだけのことです。

その後、長男に合う居場所探しを始めましたが、そこで様々な生き方、選択肢があることがわかりました。
様々な相談機関があり、つらい気持ちを聴いてくれる人がいます。
同じような悩みを持っている人がいます。
学校生活が人生ではない。学校は人生の通過点の一つにすぎないのです。

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