末っ子の憂うつな月曜日
休日が終わって、月曜日。一週間の始まり。
今朝も末っ子はなかなか起きられず、何度も起こすとやっと起きて来て、目を伏せて悲しそうな表情を見せる。のろのろと朝食を食べ、渋々という様子で着替えをして身支度を整えている。
お姉ちゃんはとっくに通学団で登校している時間だ。
私が「何時に出発するの?」と質問すると、時間を答える末っ子。
車で小学校へ向かう途中、
「マラソン大会の練習が嫌だな…」
「歩いて下校するのが嫌だな…」と言う末っ子。
私は「マラソン大会の練習があるんだね。嫌なんだね~」
「歩いて帰るのが嫌なんだね~」と答える。
先月は「学芸会のピアニカが弾けないから嫌だ。」と言っていたなと思い出す私。
学校に到着して、うつむきながら校庭を歩く末っ子の後ろを私が付いて歩き、げた箱に到着すると、
「じゃあね。バイバイ。」と言って手を振る末っ子。
「うん。バイバイ。いってらっしゃい。」と言う私。
上靴に履き替えて教室に向かう末っ子の後ろ姿を見送り、私は帰宅する。
朝、登校までに心の準備に時間がかかる末っ子。
学校での様子は、担任によると、朝は元気がない(時にはシクシク泣く)が、教室に入ってしまえば友達と楽しそうに過ごしている。授業中、先生の指示を理解して行動でき、困る事はないらしい。宿題は提出できている。下校は友達とおしゃべりして歩いて帰るらしい。
以前、末っ子に学校が嫌な理由を質問したら、
「一日が長い。早く家に帰りたい。」と言っていた。
緊張や気の遣いすぎで疲れちゃうんだろうな。一生懸命やっているんだろうなと私は推測している。
親として今できることは何だろう?
子どもの気持ちを否定せずに受け止める。
つらいところ(苦手なところ)は少し親が手伝いをする。
本人が決めるように声をかけ、送り出す。
その後は、本人のがんばりを信頼して待つ。
時間も手間もかかるが、母親として、今、私が大切にしていること。
いつか自分で歩いて行くから、今はそれでいいじゃない。
今できることをしよう。
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