元行政保健師でカウンセラーのマチコです。
今日は夫に恋している夫恋(漢字は似ているが、失恋ではない!)の話。
夕飯に揚げ物をした。
真夏の暑い中、台所で汗を拭きながら揚げ油と格闘してフライを揚げていく。
揚げ物をしている間、私は真剣になる。そこから離れられないし、人を近くに来させない。揚げ油でケガをさせないために子どもが近くを通ることを私は口うるさく禁止する。
そして、家族に揚げたての美味しい状態で食べてもらいたくて、家族を食卓へ呼ぶ。
私は次々にフライを揚げて、揚げたてのフライを食卓テーブルへ運ぶ。
を繰り返す。
揚げ物の最中、私も時々フライを食べて揚げたてを味わう。
わーい。今日も美味しく揚げられた。満足!
夫や子ども達は次々とフライやおかず、ご飯を食べている。
夫婦には独自の通訳がある?
食事中、夫がフライを食べて「美味しい〜。」と言った。
それを台所で聞いた私はニコニコしながら、
「マチコちゃんの揚げるフライはいつも美味しいって言われちゃった(ハート)」と言った。
すると小4の次男が、
「違うよ。パパは『冷凍フライだから、誰が揚げても美味しい』って言ったんだよ。」と言ってきた。
中1の娘も「冷凍フライだからって言った〜」と同調する。
その話を聞きながら夫は黙って黙々と食べている。
すると私は子ども達に、
「夫さんは、マチコちゃんの揚げるフライはいつも美味しいって言ったの!」
「夫さんの奥さんになるにはそのくらいの解釈ができないと、つとまらないのよ〜」
とニヤリとしながら言うと、子ども達はハイハイと言い、食事を再開した。
そのやりとりの間、夫は静かに食べていて、「あー腹いっぱいだー」と言って食べ終わり、食器を流しに運んでいた。
私の夫の言葉は通訳が必要なのである。
夫の言葉をそのまま受け取ってはいけない。
そして、夫が黙っているということは、「マチコちゃんは正しい」と同義語と私は解釈している。
もしかしたら夫婦には通常では解釈できない「独自の通訳」があるのかもしれないと思った。
人によって異なる愛情表現
愛情表現の方法は人によって異なる。
私のようにストレートに言葉で表現することが愛情表現と思っている人もいれば、
夫のように、
稼いで家族を養う。必ず家に帰って来る。妻のやりたいことはやらせてあげる。妻の話を聞く。妻が困っている時は助ける。ほんのたま〜にちょこっとだけ愛情を言葉で言う。
と分かりにくい表現方法の人もいる。
夫の愛情表現の理由
私は夫にストレートな愛情表現をしてほしいと思い、何年も前に夫に愛情を言葉で表現してほしいと言ったことがあった。
すると夫は、
「ここぞって時のためにとってある。そんな頻繁に言ったら価値が減るから。」と答えた。
それを聞いた私は「ここぞっていつだよ!」って言いたかったが、やめた。ここぞって時を楽しみに待つのも悪くないな〜って思ったから。
私は夫の顔を見ればスキスキ言っているが、でもこれが逆転したら私はめんどくさ〜いってなりそう。
そう、私は追われるより追う方が好きらしい。いつも恋をしていたいらしい。
おっと、愛情表現の話に戻る。
他にも愛情表現は、
スキンシップ、プレゼントを贈る、稼ぐ、家事をする、子育てをする、見守る…など、いろいろあると思います。
自分と相手の愛情表現が違うからといって相手が自分のことを愛していないわけではない。
ただ、愛情表現が異なるだけ。
相手の愛情表現はなんだろう?
付き合っていた頃は、あんなにスキンシップも言葉の愛情表現もたくさんあったのに、「釣った魚に餌はやらない」とはよく言ったもので、馴れ合いの期間が長くなるほど、ストレートな愛情表現が減ったな〜って思う人もいると思います。
はーい!私もその一人!
愛情お宝発見ゲーム
そんな時は、
「相手の愛情表現はなんだろう?」ってお宝発見のゲームみたいな気楽な感覚で相手の言動観察(特に行動を観察)してみると、いろいろ見つかるものです。
人間、見ようと思えば見えてくるものです。
そして、この愛情お宝発見ゲームは、
勝手に「私って愛されているな〜」って思ってニヤニヤした者勝ちなのです。
Machiko’s voice
そして今日も私は夫を観察してニヤニヤするのです。
私は自称、勝者!
そして自称、両想い!
本当か〜?知らんけど。

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