私はケチな人が大っ嫌いだった。
- お金に細かい人
- お金を出し惜しみする人
- 値段に高いと文句を言う人
- 「また買った。もったいない!」と他者のお金の使い方に口を挟む人
- 支払う時、お札を投げるように渡す人
- 預貯金があっても支払いを渋る人
…などなど。
私はケチな人が大っ嫌い!
祖父母はケチな人だった。
母と祖父母の折り合いが悪く、嫁姑舅の冷戦の下で育って来た私は、母から祖父母の不満をずっと聞いてきた。
「ケチで、口は出すけどお金は出さない。出し汚い。」と散々愚痴を聞いてきた。
母に意地悪をする祖父母が大嫌いだし、同じようなケチな人も大っ嫌いになった。
そしていつしか、
私より年上の女性でケチな人を見ると、ババア(祖母)に見えて毛嫌いしていた。嫌悪感満載だった。
私はケチな人が大嫌い!
でも湯水の如くお金を使ったら生活が成り立たなくなる。困る。
だから値段やお金の流れにシビアにもなる自分もいる。
自分の中にお金を気にする自分がいて、ケチな自分もいるのだ。ショック!
私の大嫌いなケチな人が、自分の中にもいるのだ。
値札を見て「これ高いなぁー」とか、
セール品にラッキーって思ったり、
「安い!買っとこっ!」って多めに買ったり…。せこくてケチな自分。
そういう自分がケチで卑しくて恥ずかしくて、ババア(祖母)みたいで嫌だった。
自分の中のケチで醜い部分が嫌だった。
でも、逆に、
そうでもない自分(ケチでない部分)もあって、
必要ならさっさと一括で支払うし、
自分のためにも人のためにもお金を使えるし、
高額を支払える自分に自負も自信もあった。
自分の中にケチな自分とケチでない自分がいる。
私はずっと「ケチはダメ。ケチでない自分でいなきゃ!」って思っていた。ババアみたいになりたくないって。
どっちもあっていいんだー。
私の心模様を正直にコーチと話しているうちに、
ケチな部分とケチじゃない部分、どっちもあっていいんだー。
って気づいたの!
そっか、そっか〜って。
そしたら、なんか楽になって、かる~くなった。
きっと、自分がケチを禁止して来たから、人のケチも嫌って、必要以上に気になって嫌悪していたんだろうなぁ〜。
実は自分の中にもケチな部分はあって、それがすごく嫌で。気になっていたけど平気なフリをしてきた。
人のケチさを嫌うことで誤魔化してきたのだろう。
今回、どちらも自分の中にあって、それでいいんだって思ったら、なんか許せて。
そしたら、昔、
祖父母が、私の進学や就職、新築などのお祝い時にお金をくれたなぁ〜。
普段はケチだけど、お祝い事に大金を支払うのが祖父母のお金の使い方、美学なのかもな〜と気づいた!
どっちもあっていいんだ。
つるんと殻が剥けた感じ。
私、また一つ成長したぜ!
Machiko’s voice
マチコとお話をする無料セッション受付中です。
悩みや相談したいことが無くてもオッケー!
「ちょっと話してみたいなぁ」って感じで、ふらっとお気軽にお申込みくださいね。

マチコ

スポンサーリンク