【ココロノマルシェ回答】娘を認めてあげられない。

ココロノマルシェに寄せられたご相談にお返事します。こんにちは、幸せ発見クリエイターのマチコです。
「娘を認めてあげられない。」のがちゃぴんさんからのご相談です。

「子どもを認めてあげられない」って悩みは、子育て中の親のあるあるな悩みかと思います。子どもへの愛情がいっぱいだからこそ、苦しいんですよね…。解決のヒントを書きました。

なお、ココロノマルシェとは心理カウンセラー根本裕幸先生の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーがご相談にお答えする無料相談です。

ご相談文はこちら

娘を認めてあげられない。

中学生の子供がいます。
子供の勉強や部活のことや生活態度に不満があります。
勉強や部活、友人関係、順位が下がったり、コツコツできない、他の子と比べて娘が優秀じゃないとダメだと思ってる自分が嫌でしょうがない。認めてあげたいのに。
自分でこの問題を掘り下げてみると、自分が娘に対して、自分みたいになってほしくない。仕事つづかない、コツコツできない、何やっても中途半端、私を見てるみたい。
不安がすごすぎて、余計な一言をいって後悔しています。たぶん自分も毒親育ちだけど、娘にも同じことしてなさけないです。
本当は娘にいいながら自己攻撃してる??
苦しいですし、娘を認めてあげられるようになりたいです。

がちゃぴんさん

がちゃぴんさん、こんにちは。はじめまして。
幸せ発見クリエイター&誕生数秘学カウンセラーのマチコです。

私も中学生の娘がいます。がちゃぴんさんのご相談文を拝見して、「うんうん、わかるわかる!!」って他人事ではないと思ったのでお返事させていただきました。

もう既に3名のお弟子仲間が回答しているので、私はちょっと違う角度から、数秘の視点も交え、お返事してみたいと思います。
以前は我が子と衝突してばかりいた親としても少し語ってみたいと思います。何かお役に立てたら幸いです。

親は子どもを認めてあげないといけないの?

がちゃぴんさんは、
「娘を認めてあげられない」と書かれていますが、そもそも、親は子どもを認めてあげないといけないのでしょうか?

無理して「認めてあげよう」って思わなくてもいいんじゃないかな〜?と、私は思うのですが、がちゃぴんさんはどう思われますか?

がちゃぴんさんは、娘さんの生活態度に不満があるんでしょ?
イラッとするんでしょ?ムカムカってするんでしょ?キーって叫びたくなるんでしょ?←これ日々の私(笑)。

自分が不満に感じてる感情を押し殺して、娘を「認めてあげよう」って思えば思うほど、苦しくないですか?
だって、自分の感情とは逆のことをしようとしているから。

自分の感情に蓋をせず、
「不満がある!腹が立つ!ムカつく〜!!」って、感情を感じて、文句を言ったり、怒ったりしていいんですよ。言うことが憚れるならば、お恨み帳(ノート)に思いの丈を書き殴っても。
※お恨み帳の詳細は根本先生のブログ記事へ。

まずは自分の感情を感じて認めること!
それが第一歩だと思います。

つい子どもに期待しちゃう

親って、我が子と一緒にいる時間が長いから、どうしても自分の一部のように感じてしまいます。しかも母親で自分が産んだ子なら、妊娠中にお腹にいたこともあって、なおさら一心同体な感覚って、なんとなくどこかにあるんじゃないかなぁと思います。

だから、自分の出来なかったことを「ああなって欲しい、こうなって欲しい」と子どもに期待する。または、将来のことを想像して不安になったりする。

一番身近な存在だからこそ、期待も不安も強くなる。

しかし、自分の一部のように感じる身近な存在の我が子でも、
やっぱり我が子は自分とは違う一人の人間であり、違う個性を持つ個人なんですよね。(身近すぎて、つい忘れてしまいがちだけど。)

子どもが未成年の場合、親という立場上、子どもの保護者であり、保護しなければいけないけど、親も子どもも家族という一つの小集団の一員、同士なんですよね。

冷たいって思われるかもしれませんが、「同居人」くらいに思って割り切らないと、親ってやってられないな〜って私は思うんです。
たぶん、私の子どもへの愛が強いから。私、我が子が大好きなんです。

子どもとの心の距離感

子どもへの愛情が強くて、大好きすぎると、どうしても子どもとの心の距離が近くなったり、近くなりすぎて同化したりしてしまう。すると、子どものことが頭から離れなくなって、結果に一喜一憂するようになる。

がちゃぴんさんもきっとお子さんへの愛情たっぷりで、うざいくらいお子さんのことが大好きで愛しているんだと思います。だから自分のことのように感じて、苦しくなる。

だって、子どもへの愛情がなかったら、ココロノマルシェに相談文を送らないでしょ?

「子どもを認めてあげよう」って思わなくても、子どもへの愛情さえあれば、もうそれで十分なんじゃないかな〜?

もしかして、立派な親になろうとしていませんか?
ちゃんとした親になろうと頑張りすぎていませんか?

がちゃぴんさんは、苦しいって感じるくらいお子さん想いの素晴らしい親なんです!

まずはそれを認めましょう。

「私は私、子どもは子ども」

私ってすごい子ども想いの親なんだ。すげー!愛情たっぷりの親なんだ。すげー!って一日何度も何度も自分に言ってあげてくださいね。←これ宿題(笑)。

私の表現がイマイチでしたら、がちゃぴんさんのステキな言葉に置き換えて「すごいすごい!」って子どもへの愛情いっぱいの自分を認める(褒める)言葉を自分に浴びせてくださいね。

そして、
「私は私、子どもは子ども」と自分と子どもの間に線を引くイメージでアファメーションするのも効果的です。

こうすることで、自分と子どもの間に心の距離を取り、別々の人間なんだと客観的になることを助けてくれると思います。

「私は私。子どもは子ども。私は私で幸せになれるし、子どもは子どもで幸せになれるから大丈夫。」アファメーションの一例。

短所は裏返せば長所。

自分でこの問題を掘り下げてみると、自分が娘に対して、自分みたいになってほしくない。仕事つづかない、コツコツできない、何やっても中途半端、私を見てるみたい。

とご相談文に書かれていて、
今はご自分や娘さんの個性をマイナスに見ていますが、
まず自分の感情を認めて、子どもとの心の距離感ができると、だんだん、短所に感じるところが長所に見えてくると思います。

「仕事が続かない。コツコツできない。」をポジティブに見ると、

環境の変化への適応能力が高い。物事にとらわれない。切り替えが早い。行動力がある。躍動感がある。好奇心旺盛。楽しいことが好き。愛されキャラ。好きなことには夢中になれる集中力がある。創造性がある等。

たくさんの才能の持ち主だと私は思います!

私が数秘が好きな理由 子どもとの関係性を俯瞰してみれる!

数秘でいうと、数秘3番や5番がその才能を持つ人が多い傾向にあります。

なお数秘とは、生年月日を使って算出した数字で、その人の才能や能力、特徴の傾向がわかる自分や他者を知るツールの一つです。私が学んでいる誕生数秘学は3つの数字を算出して、才能(自分の取扱説明書)だけでなく、人生の目的や目標(人生のシナリオ)を知るツールです。

私が数秘が好きな理由の一つに、
過去に子どもの個性との衝突があって、その理由が数字からわかったことでした。
自分の持つ数字の特徴と子どもの持つ数字の特徴を知った時、真逆だったので、「そりゃ、衝突して当然だわ〜」って気づけたんですね。

自分と子どもの間に数秘の数字を挟んで見ることで、子どもとの間に距離ができて、関係性を俯瞰して見ることができたんです。

例を挙げると、
私はコツコツ物事に取り組み、段取りやルール、計画性を重んじるタイプ。数秘でいうと4番さんです。

それに対して、
私の子どもは数秘3番で、楽しいが原動力の無邪気で思いつきで行動するまさに子どもらしい子どもタイプ。私とは真逆なタイプの子が2人もいます。

私が外出の準備をしていると、子どもが急にやって来て私に用事を言ってくる。
私としては「今言う〜?出かけるんだけど〜。出かけるってさっき説明したよね〜!!なんで前もって早めに言えないの〜!!!」ってイラッとする。結果、私は慌てて段取りを組み直すことになる。

前もって余裕をみて早めに行動するが当然と思う私に対して、
その時の思いで生きてる傾向の我が子は、間に合えばOK!な考えで、私の当たり前を「先のことなんてわからないじゃーん。なんとかなるよ。大丈夫大丈夫」と言う。
そしてなんとかしちゃうから私は腹が立つ!真反対な性質。

そりゃ衝突するわね…。

数秘は子育てや人間関係を円滑にする

でも数秘を知って、それぞれの持つ数字と特徴を知ることで、
私は「私は4番だからね。予定外の急な変更が苦手だもんね。しょーがないよ。」って自分の苦手な面は受け入れられ、
3番持ちの我が子は、急な予定変更も割と平気で、おっちょこちょいで忘れ物があっても愛されキャラで周りに助けてもらってラッキーな感じで楽しそうにやってる。
私にはない生き方をしている。いい感じ〜。って思う。

数秘を知ってからは、そんな風にそれぞれの違い(いい面も苦手な面も)を認めることもできるようになりました。

もちろん、今もイラっとすることは多いけど、一時期よりはずっと楽になりました。

数秘は子育てや人間関係を円滑にすることにも使えるんです!

詳しく知りたい方は、マチコの数秘カウンセリングにお越しくださいね。

って宣伝もしちゃった。エヘ。

Machiko’s voice

最後に、
今、娘さんは中学生で、思春期の真っ只中、取扱いも難しい時期かと思いますが、
もしかしたら、
「親としてもう十分やってるよ。たくさん愛情を感じているし、大事に育ててもらってる。だからこれからは、もっと自分を認めて肩の力を抜いて楽に生きてね!」ってメッセージなのかもしれませんね。

人、特に身近な人は自分の心を映し出す鏡です。
ご相談文タイトルの
「娘を認めてあげられない」は、=(イコール)「自分を認めてあげられない」という自分の心の内側からの声なのかもしれませんね。

何かヒントになれば幸いです。
ご相談ありがとうございました。

幸せ発見クリエイター&誕生数秘学カウンセラーのマチコでした。

スポンサーリンク