ココロノマルシェに寄せられたご相談にお返事します。こんにちは、幸せ発見クリエイターのマチコです。今回は「飽き性で長く続けられない」と、ぱすさんからのご相談です。
飽き性は見方を変えると、好奇心旺盛で短期集中型のエネルギッシュな芸術家タイプです。
継続できないことに目を向けるよりも、芸術家タイプの特徴を受け入れて、時には開き直りも大事かと私は思います。
また、あれこれやっているように見えても、自分が興味を持つ事柄を並べてみると、実はどれにも自分が好きの共通点、テーマみたいなものがあり、きっとそれはずっと変わらないものであり、続いているのではありませんか?
ライフワークを考える上でのヒントにもなりますよ。ってことを書きました。詳しくは本文をお読みください。
なお、ココロノマルシェとは心理カウンセラー根本裕幸先生の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーがご相談にお答えする無料相談です。
ご相談文
昔から物事を長く続けられません。
部活、仕事、趣味にしてもすぐに飽きてしまったり、長くても4年程で辞めてしまいます。今の仕事は10年程働いていますが、生活の為に仕方なくダラダラ働いています。
興味を持つ時は、食事を忘れる位集中したり、勉強が好きだった時は、クラス上位に入る程のエネルギーはありました。
ですがジェットコースターのように、突然プッツリと熱意が急落下します。きっかけは仕事で疲れてエネルギーが切れてそのまま手放したり、別の事に興味を持ってほったらかしにしがちです。
周囲からも「あなたは何がしたいのか分からない」「中途半端で金がかかる」と言われ、長く物事を続けている方や、職人気質な方を見かけると羨ましくなります。
最近は、ある意味器用に生きているのかもしれない、折角生きているから好きな事を沢山やりたいと思うようになりました。
欲を言えば、長く続けて限界までやって最高なスポーツプレイや、演奏、作品作りをしたいのですが、そこまで辿り着けないのが悩みです。
楽しんでやっているつもりですが、どうしたら長く飽きずに続けられるでしょうか?
ぱすさん
ぱすさん、こんにちは。はじめまして。
幸せ発見クリエイターでお弟子2期生のマチコと申します。私は数秘を使ってカウンセリングをする誕生数秘学カウンセラーをしています。
ぱすさんの「飽き性で長く続けられない」のご相談を読んで、
私も「うんうん、わかるわかる!私も同じ気持ちですよ〜。」って思ったので早速、私の経験も交えながらお返事を書いています。
あなたは職人気質? それとも芸術家タイプ?
ぱすさんのご相談文の
興味を持つ時は、食事を忘れる位集中したり、勉強が好きだった時は、クラス上位に入る程のエネルギーはありました。
ですがジェットコースターのように、突然プッツリと熱意が急落下します。
のところから、
ぱすさんは、とても情熱的で芸術家なタイプなのでは?って私は思いました。いかが思いますか?
多才で、集中力もあって、好奇心旺盛なエネルギッシュなタイプなのではありませんか。
そのような芸術家タイプの人が、同じことをコツコツずっと続ける姿って想像できますか?
私は正直、想像できません(笑)。
なぜなら、
コツコツ同じことを繰り返し続けることが得意な職人気質な才能の方もいれば、
芸術家のようにインスピレーションが沸いた時に猛烈な勢いで取り組む気質の方もいるからです。両者は気質や特徴やタイプが全く違います。
例えるなら、マラソンランナーと短距離走者(スプリンター)。
長距離を安定して走り続けることが得意な人と短い距離を速く走ることができる人。
たぶん、ぱすさんはマラソンランナーよりも短距離走の方、職人気質よりも芸術家タイプの気質が強いんだと思います。
周囲からも「あなたは何がしたいのか分からない」「中途半端で金がかかる」と言われ、長く物事を続けている方や、職人気質な方を見かけると羨ましくなります。
との言葉にあるように、
職人気質な才能に憧れるぱすさんのお気持ち、私もとてもよくわかります。コツコツ続けるってすごい才能ですよね〜。羨ましいですよね。
私もあれをやったりこれをやったり、一つのことに絞れず、継続できず、それが出来る人と比べて「自分はダメだ~」って自己否定していた時期もありました。
私って芸術家タイプだもん!
私の場合は、布小物のハンドメイド活動が一例です。
私は「幸せ発見クリエイター」と名乗っている通り、クリエイターです。ミシンを使って布小物を作って販売をしています。でも製作には波があります。
ハンドメイド作家のお友達は定期的に作品を作って委託先に納品したり、イベント出店して対面販売したり、新作も作ったりしながらコツコツとものづくりを続けています。
それに対して私は、「作りたい!」って思った時に猛烈な勢いで作って(しかも完成度の高い物を)、ある程度作るとパタっと作らなくなります。
作ることに飽きちゃうというか…、エネルギー切れというか…。
周りからは、あんなに毎日毎日ミシンで布小物を作っていたかと思ったら、今度はチクチク手縫いのビーズ刺繍をやってる。次は幾何学模様の塗り絵を描いてる。その次は羊毛フェルトでマスコットを作っている。そのまた次は数秘の説明時に使う数字の教材を手作りしてるよ…。
「マチコちゃんって、会うたびにやってる事が違うね〜」って、人から言われることも多々あります。
一つの事が長く続かない。って過去の私は悪いことだ思っていました。
でも今は、私って芸術家タイプだもん!って、ある意味、開き直っています(笑)。
だって真逆のタイプに憧れるけど、自分にはなれないから。
最近は、ある意味器用に生きているのかもしれない、折角生きているから好きな事を沢山やりたいと思うようになりました。
ぱすさんも既にお気づきのように、
人と比較して自分のできないことや苦手なことに目を向けるよりも、
自分の得意なことや自分の気質(タイプ)を理解して、それを磨いた方が自分らしい生き方だし、より充実した人生になる!って、私は思っています。
ジェットコースターのような爆発的なエネルギーと集中力は芸術家タイプの人の才能です!
そこを自分が受け入れて、あれこれ気持ちが移ろいやすくてもOK!って自分に許可を出せると気持ちも楽になりますし、今よりもっと人生を楽しむことができるようになります。
自分の興味を持つ事柄に共通点を探してみよう!
ぱすさんの「楽しんでやっているつもりですが、どうしたら長く飽きずに続けられるでしょうか?」の質問に私がヒントを挙げるなら、
自分の興味を持つ事柄に共通点を探してみよう!を提案したいと思います。
今回、ぱすさんの興味を持つ事柄が具体的に書かれていないので、ここでは私の例をご紹介しますね。
一つに絞りきれず、あれこれやっているように見えても、自分が興味を持つ事柄を並べてみると、共通点が見つかるんです!
私の場合は、
20代の頃は一眼レフカメラやレンズを買って写真を撮っていました。
30代は、子育てのあるあるで、自分の子どもに手作りの服を着せたい!って自分用のミシンを購入して、手芸本を見ながら独学でソーイングを楽しんでいました。
仕事では、健診啓発のチラシやポスター、健康教室の案内チラシ等を作ることも好きでした。
現在は、上記にも書いたように布小物を作って委託販売したり、ビーズ刺繍で数字のブローチを作ったり、神聖幾何学模様の塗り絵をやったり、羊毛フェルトでマスコットを作ったり、数秘の説明時に使うマグネットの教材を手作りしたり…。
(私のインスタグラムをご覧いただくと、あれこれ作っているのがお分かりになると思います↓)
共通点やテーマは人生の根幹であり、ライフワークの一部
私の興味の事柄から共通点を探してみると、
私は手先を使って自分の頭の中にあるイメージを形にすること、表現すること、ものづくりが好きなんです。
特にキラキラした材料と布が好き。見たり触ったりしているだけでテンションが上がって幸せな気持ちになれます。
また、形やバランスを整えることも好きなので、ミシンの縫い目がピッタリ合ったり、描いた形がキレイにバランス良く描けたりすると快感です。(←やや変態なマチコをご紹介してしまいました汗)。
話を戻すと、
自分の興味の事柄の共通点を探してみると、それぞれは一貫性のない事に思えても、案外、自分の好きのポイントやハマる理由、要素みたいなものがあるんです。
なので、ぱすさんも一度、ご自分の興味あることを並べて共通点を探してみると、好きの共通点が見つかるはずです。
表面的にはそれぞれは一貫性が無く継続できない事のように思えても、
実はどれにも自分にとっての好きの要素やテーマがあり、それはずっと変わらないものであり、続いているものではありませんか?
そしてその共通点は、あなたの人生の根幹であり、ライフワークを考える上でのヒントになると思います。だって、そこは変わらずにずっと好きで続いているのですから。自分にとって人生の宝物なんですよね。
私からの回答は以上です。解決の糸口になれば幸いです。
ご相談をありがとうございました。
Machiko’s voice
最後に、数秘を例にすると、
私は数秘4番を持っています。4番の特徴の一つに、コツコツ継続が得意な才能があります。でも私は継続が苦手です。
4番には他にも「形づくり」の特徴があり、そこは私の得意分野です!
このように、自分の持っている数字から自分の才能や特徴、気質を知ることができるんです。
あなたは数秘何番さんですか?
数秘では、生年月日を使ってあなたの持つ数字を算出します。その数字からのあなたの得意なことや気質、才能を見ることができます。自分の気づいていない才能も知ることもできますよ。
幸せ発見クリエイター&誕生数秘学ティーチャーのマチコでした。
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